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米国がウクライナへの武器供給やめれば交渉検討-プーチン大統領 - ブルームバーグ

ロシアのプーチン大統領は、米FOXニュースの元看板司会者タッカー・カールソン氏とのインタビューで、ロシアがウクライナでの軍事作戦の目的を達成していないと述べ、米国がウクライナへの武器供給をやめれば交渉を検討する考えを示した。

  プーチン氏はモスクワで6日に収録されたインタビューで、「われわれはまだ目標を達成していない」と語った。同大統領が西側メディアのインタビューに応じたのは、2022年2月にウクライナ侵攻を命じて以来初めて。インタビュー動画はカールソン氏が8日に自身のウェブサイトに掲載した。

  大統領は「われわれは米指導部に対し、もし本当に軍事行動を止めたいのであれば、武器の供給をやめる必要があり、そうすれば数週間ですべてが終わり、いくつかの条件について話し合うことができるだろう」と発言した。

タッカー・カールソン氏とのインタビューで語るロシアのプーチン大統領

Source: Bloomberg

  米国とその同盟国は、こうしたロシアの要求を拒否しており、侵攻開始から2年の節目を迎えようとしている現在、どちら側も真剣な話し合いに応じる用意ができている様子はない。

  ブルームバーグ・ニュースは先月、プーチン大統領がウクライナでの戦争を終結させるための協議に米国が応じる用意があるか瀬踏みしていると、ロシア政府に近い関係者を引用して 報じていた

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タッカー・カールソン氏とのインタビューで語るプーチン大統領(右)

Photographer: Gavril Grigorov/AFP/Getty Images

  プーチン氏はカールソン氏とのインタビューで、ロシアで 拘束されている米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者について、解放に向けた合意は可能だと示唆した。

  「特殊機関の間のチャンネルを通じ、特定の条件について協議が行われている。合意に達することは可能だと考える」とプーチン氏(71)は語った。

  WSJはプーチン氏のインタビュー公開後、「エバンを帰国させる取引にロシアが意欲を示したことに勇気付けられた」とのコメントを発表。同記者に関するスパイ容疑は「作り話」だとした。

原題: Putin Takes Hard Line on Ukraine in Tucker Carlson Interview (2)(抜粋)

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