紅海でフーシ派が商業船を攻撃、乗組員は船放棄して避難 - ブルームバーグ

紅海を航行中の商船がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受け、乗組員は船を捨てて避難した。昨年末にフーシ派が紅海で商船への攻撃を開始して以来、こうした避難は初めて。

　　米中央軍が19日にソーシャルメディアの「Ｘ（旧ツイッター）」に投稿したところによると、所有者の住所が英国で登録されたベリーズ船籍の小型貨物船「Ｒｕｂｙｍａｒ」号は、対艦弾道ミサイル２発を被弾。救援を求める信号に、同盟国による多国籍部隊の艦艇と別の商船が反応し、Ｒｕｂｙｍａｒの乗組員は近くの港湾に移送されたという。

　　フーシ派のスポークスパーソンは英国の船舶が「完全に沈没した」との声明を出したが、船舶の名前や所有者は特定していない。沈没が事実かどうかについては、独立した形で確認されていない。

原題： Houthi Strikes Force Crew to Abandon Ship for First Time (4)（抜粋）

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