オーラ・ゲリン、ヒューゴ・バチェガ、BBCニュース、バグダッド
米国防総省は7日、イラクの首都バグダッドでドローン(無人機)攻撃を実施し、イランが支援する武装組織の司令官を殺害したと発表した。
殺害されたのは、イラクの武装組織「カタイブ・ヒズボラ」の司令官と、警備員2人。バグダッド東部で車両内にいるところを標的にされたという。
国防総省は、この司令官が中東地域のアメリカ軍への攻撃を指揮していたとしている。
7日のドローン攻撃は、バグダッドのマシュタル近郊で行われ、大きな爆発音が数回聞こえた。
大通りを移動中の車両への精密攻撃で、車は炎に包まれ大破した。
殺害された一人は、カタイブ・ヒズボラの上級司令官、アブ・バキル・アル・サアディ氏とされている。
アメリカ中央軍(CENTCOM)は、現地時間7日午後9時半に攻撃を行ったと発表。「この地域の米軍への攻撃を直接計画し、参加した責任を負う司令官」を殺害したと説明した。
また、「現時点では、巻き添え被害や民間人犠牲者が出たことを示すものはない」としている。
BBCの取材班が現場に到着すると、通りに抗議をする人々が集まり、「アメリカが最大の悪魔だ」と合唱していた。
現場には大勢の警官に加え、イラク内務省の特殊部隊も派遣されていた。
取材班は燃え尽きた車両に近づこうとしたが、周囲にいた人々に押し戻され、ジャーナリストは歓迎されていないと告げられた。
ある男性は、「あなたたちは外国人だ、外国人に責任がある」と叫んだ。
群衆が、厳重に警備されたアメリカ大使館に抗議に向かったとの報道も出ている。
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