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ガザ最南部への攻撃強化、イスラエル軍の空爆で13人死亡…バイデン大統領「行き過ぎだ」 - 読売新聞オンライン

 【カイロ=田尾茂樹】イスラエル軍は8日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの攻撃を強化した。AP通信によると、空爆で少なくとも13人が死亡した。

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は軍に対し、ラファへの地上侵攻の準備を指示している。ラファにはガザ北部などから攻撃を逃れた避難民が殺到し、人口の7割近くが集中している。

 ガザ攻撃を続けるイスラエルの姿勢について、米国のバイデン大統領は8日、記者団に「行き過ぎだ」と苦言を呈した。イスラム主義組織ハマスが拘束する人質の解放や停戦の交渉進展について、「懸命に努力している」とも述べた。

 交渉では、ハマスが人質解放と引き換えに停戦とガザからのイスラエル軍の完全撤退を求めているのに対し、イスラエルが拒否している。

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