宮城新型コロナ６９５人感染確認日曜で最多｜NHK 東北のニュース - NHK NEWS WEB

宮城県と仙台市は２０日、新たに６９５人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
日曜日に発表される新規感染者数としては最も多くなりました。

【居住地別】
居住地ごとに見ますと、仙台市が３９８人、大崎市が３６人、岩沼市、名取市がそれぞれ２８人、富谷市が２７人、石巻市が２６人、多賀城市が２４人、角田市が１６人、塩釜市が１１人、白石市、柴田町、大河原町がそれぞれ９人、栗原市、登米市がそれぞれ８人、東松島市、亘理町、川崎町がそれぞれ７人、丸森町が６人、利府町、大和町がそれぞれ５人、加美町が４人、七ヶ浜町が３人、大郷町、松島町、色麻町がそれぞれ２人、村田町、蔵王町が１人、県外が５人、非公表が１人です。
あわせて６９５人で先週の６６９人を上回り、日曜日の発表としては最も多くなりました。４日連続で曜日の最多を更新しています。
【年代別】
年代別では、１０歳未満が１３９人、１０代が１０１人、２０代が８７人、３０代が９２人、４０代が１２０人、５０代が４６人、６０代が５８人、７０代が２６人、８０代が２２人、９０代が４人となっています。
【クラスター】
宮城県は、富谷市の医療機関で３０人の感染が確認されたとして、感染者の集団＝クラスターが発生したと発表しました。
一部、マスクの着用が困難な入院患者がいたということです。
また、仙台市は市内の障害福祉施設で２０人の感染が確認されたとして、クラスターが発生したと発表しました。
【累計】
宮城県は、１９日に新規感染者として発表した１人について重複して計上していたとして取り下げ、宮城県内の感染者の累計は３万５５５４人となりました。
【入院などの状況】
宮城県によりますと、新型コロナに感染して県が確保した病院に入院している人は、２０日午後１時の時点で２１７人となっています。県が確保している病床は最大で５１１床で、４２.５％が使用されています。このうち、仙台市とその周辺のあわせて１４の市町村からなる「仙台医療圏」では最大で３３０床を確保する中、１６４人が入院していて、使用率は４９.７％となっています。一方、実際に当日の受け入れが可能な病床でみると、県内は２６６床で使用率は８１.６％、「仙台医療圏」は１７７床で使用率は９２.７％となっています。
入院患者のうち重症の人は１９日より２人多い１０人です。
入院以外では、宿泊施設で療養している人が１９日より６５人多い１０９７人、自宅療養の人は１９日より１６６人多い４４７５人、入院や療養先を準備・調整している人は１９日より３０人多い１０８９人となっています。

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