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ウクライナ緊張緩和の糸口は…米ロ首脳会談“開催”で合意 - テレビ朝日

ウクライナ情勢をめぐり、NSC(国家安全保障会議)を開いたアメリカは、ロシア軍についての最新情報を分析し、今後の対応を協議しました。

アメリカ、オースティン国防長官:「彼は直ちに攻撃命令を出せます。(Q.ハッタリではないと)違います。侵攻を成功させるため、必要な態勢を整えてきたと考えます」

アメリカ、ブリンケン国務長官:「私たちが論理的にプーチン大統領の行動を解釈しても、彼の思惑は違うかもしれない。彼に積年の不満が鬱積(うっせき)しているのは事実です。ウクライナの人々を自分で遠ざけ、NATO(北大西洋条約機構)増強の原因を作った」

一方、ロシアでは週末、プーチン大統領の指揮のもと軍事演習が行われました。ウクライナ全域を射程圏内に収めることが可能とされている巡航ミサイル打ったり、潜水艦からもミサイルが発射されました。そして、航空機から発射される最新型も公開されました。

これらがウクライナ侵攻を想定したものなのかは分かりません。ただ、ロシアが侵攻する際は、アメリカ軍の分析として、南部の主要都市オデッサなど複数の都市が攻撃対象になると、ブルームバーグは伝えています。

ロシア軍は、ウクライナとの国境からわずか15キロの所にも配備されていて、黒海にも次々と揚陸艦を含む艦艇が集結しています。展開するロシア軍は19万人に増えているとの分析もあります。

同盟国であるベラルーシとの合同演習は20日までの予定で、終わったら撤退するとしていましたが、延長されることが決まりました。

ルカシェンコ大統領が核配備に言及するなど、ウクライナを取り巻く環境は悪化するばかりです。

ロシア大統領府、ペスコフ報道官:「理性的になってほしい。侵攻がロシアにとって、どんな意味があるというのか。ロシアは歴史上、一度も他国を攻撃したことはない」

親ロシア派の支配地域とウクライナ側の最前線では、この間、砲撃や銃撃戦が激しくなってきています。巻き込まれているのは小さな集落の民間人です。

地元住民:「戦争を止めてください。ゼレンスキー大統領に伝えて!プーチン大統領に伝えて!苦しんでいるのは普通の人たちなんです」

緊張が続く中、フランス大統領府は、マクロン大統領が提案した米ロ首脳会談について、双方が開催に合意したと発表しました。

ロシア側は「首脳会談は必要ならいつでも行う」とし、アメリカ側は「軍事侵攻がないことが開催の条件だ」としています。

24日に行われる米ロ外相会談で、場所や日時が決められるということです。

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