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ロシア軍、「攻撃態勢」移行か 米国防長官、欧州歴訪へ - 時事通信ニュース

2022年02月15日06時45分

オースティン米国防長官=1月28日、ワシントン(AFP時事)

オースティン米国防長官=1月28日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米CBSニュースは14日、米政府当局者の話として、ロシア軍がウクライナ国境地帯に集結中の部隊の一部を「攻撃態勢」に移行させたと報じた。国防総省のカービー報道官も同日の記者会見で、ロシアは即座に攻撃に移ることが可能だと分析した。

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 米当局者によると、ロシア軍は国境地帯の部隊のうち、長距離砲やロケット砲を射撃位置に移動させた。米国はロシアが週内にもウクライナに侵攻する可能性があるとみているが、作戦がどのような形になるかは不透明という。
 カービー報道官は、ロシア軍が過去2日間も引き続き国境地帯の戦力を増強したと指摘。「プーチン氏は、軍事攻撃を選択する際に予想されるすべての行動を取っている」と述べ、いつ攻撃が行われてもおかしくないとの見方を改めて示した。
 情勢が切迫する中、オースティン米国防長官は15日からベルギーとポーランド、リトアニアを歴訪する。北大西洋条約機構(NATO)加盟国の国防相らとウクライナ情勢について協議し、米国の関与を約束する。

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