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安保理否決のロシア非難決議案、拒否権ない国連総会で採択目指す…緊急特別総会を開催見通し - 読売新聞オンライン

 【ニューヨーク=寺口亮一】ウクライナ情勢に関し、国連緊急特別総会が28日から開催される見通しとなった。安全保障理事会では非難決議案がロシアの拒否権で否決されたが、米国などはどの国も拒否権を持たない国連総会に同様の趣旨の決議案を持ち込み、採択を目指す考えだ。

 安保理は、緊急特別総会を求めるかどうかについて、27日午後(日本時間28日午前)に採決する。この採決では拒否権は認められない。国連外交筋によると、必要な9か国以上が賛成する見込み。採択されれば、24時間以内に招集される。

 ロイター通信によると、各国代表の演説が数日間続き、その後、総会決議案を採決する予定という。総会決議に法的拘束力はないが、国際社会の声として政治的な重みがある。

 緊急特別総会は、国連憲章の下で「平和と安全の維持に主要な責任を負う」とされる安保理が常任理事国の拒否権行使などで機能しない場合に活用される。

 1950年に総会で採択された「平和のための結集」決議に基づくもので、英仏とイスラエルがエジプトに侵攻したスエズ動乱(56年)や、ソ連のアフガニスタン侵攻(79年)などを巡り、計10回招集されている。

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