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ウクライナ大統領発言に市場揺れる、「皮肉」だったと政府顧問は釈明 - ブルームバーグ

ウクライナのゼレンスキー大統領の発言に市場が大きく揺れる場面があった。大統領府はその後、ロシアによるウクライナ侵攻時期に関する他の国々の予測に対する皮肉を込めた発言だったと釈明した。

  ゼレンスキー大統領は14日遅くに放映された国民向け演説で、他の国々がロシアによる侵攻リスクを誇張していると非難。攻撃が行われる可能性がある日として一部の国の政府が挙げている2月16日はウクライナの国家団結の日にすべきだとした。

  ゼレンスキー氏は世界の他の国々が「大きな戦争が起きるとわれわれを脅し、軍事侵攻の日を再び指定しているが、これは初めてではない」と述べ、「われわれは平和を目指し、全ての問題に交渉のみで対処することを望んでいる」と説明した。

  主要な海外メディアがこの発言を報じた後に市場は素早く反応。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物は2014年以来となる1バレル=95ドル台に上昇した。

EU Leaders Attend Eastern Partnership Summit

ゼレンスキー大統領(2021年12月15日)

Photographer: Valeria Mongelli/Bloomberg

  ゼレンスキー大統領の首席補佐官の顧問を務めるミハイロ・ポドリャク氏はその後のテキストメッセージで、大統領の発言は皮肉として受け止められるべきだと説明。侵攻が行われ得る日として言及されている「具体的な日程」について、ウクライナとしては依然として懐疑的だと述べた。同国政府当局者は、ロシアによる大規模な攻撃のリスクは低いとの見方を繰り返している。

 

原題: Kyiv Says Attack-Date Comments Were Sarcasm: Ukraine Update(抜粋)

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