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ウクライナは「永世中立」 実現しなかった和平草案 WSJ報道 - 毎日新聞

ウクライナのゼレンスキー大統領(左)と、プーチン露大統領=大西岳彦、前谷宏撮影
ウクライナのゼレンスキー大統領(左)と、プーチン露大統領=大西岳彦、前谷宏撮影

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は1日、ロシアがウクライナに侵攻してから50日後に、両国の交渉担当者がまとめた和平条約の草案を確認したと報じた。ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)のような軍事同盟に加わらない永世中立国となり、外国兵器は配備しないことなどが盛り込まれていたという。

 ウクライナ側が大幅な譲歩を強いられた内容。交渉は決裂し、戦争は長期化している。ウクライナは現在、欧米の兵器を配備して全領土奪還まで戦うと宣言し、NATO加盟を目指している。

 タス通信によるとロシアのペスコフ大統領報道官は1日、「当時と現在とでは条件が変わり、もう草案に現実味はない」とコメントした。

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