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イスラエル「ハマスは取引に興味ない」、ラマダン前の戦闘休止合意は絶望的…ガザ餓死者25人に - 読売新聞オンライン

 【エルサレム=福島利之】パレスチナ自治区ガザで続く戦闘の休止と人質解放の交渉を巡り、イスラエル首相府は9日、「(イスラム主義組織)ハマスは取引に興味がないとの立場を維持している」と非難する声明を出した。交渉を仲介する米国やカタールは、11日にも始まるイスラム教のラマダン(断食月)前の合意を目指していたが、実現は絶望的となっている。

 声明は、対外情報機関モサドのダビッド・バルネア長官と米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ長官が8日に会談した後に出された。イスラエルは声明で「ハマスはラマダンの間、ガザのパレスチナ人を犠牲にして(中東)地域を炎上させようとしている」と主張した。

 一方、ハマスは9日、新たに人質7人がイスラエル軍の攻撃で殺害されたと発表した。イスラエルは、このうち2人の死亡のみを確認している。

 ガザの保健当局によると、20歳の女性が栄養失調で死亡し、餓死者は10日時点で計25人となった。米軍は9日、海上からガザに支援物資を搬入するため、仮設桟橋の建設資材を運ぶ船を米国から出発させた。イスラエル軍報道官は「イスラエルの全面的な検査の後、物資を搬入する」と説明した。

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