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独空軍の情報漏洩、接続操作の誤りが原因か 会議参加者、手順従わず:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 ドイツ空軍幹部がウクライナへの軍事支援を話し合ったオンライン会議がロシアに傍受された問題をめぐり、ピストリウス国防相は5日、会議参加者の1人の誤った接続操作が情報漏洩(ろうえい)の原因とみられると明らかにした。この参加者は本来求められている安全な接続方法に従わずに会議に参加し、そこから情報が漏れたとの見方を示した。

 ドイツメディアによると、オンライン会議は2月19日に行われ、空軍トップのゲアハルツ総監を含む空軍幹部4人が参加。この会議の内容を録音したとされる音声データをロシアの国営メディアの編集長が今月1日にSNS上で公開した。

 ピストリウス氏によると、会議は民間のウェブ会議システム「Webex」を使って行われた。参加者の1人は、シンガポールから、セキュリティー対策が施されていない接続方法で会議に参加したという。

 シンガポールでは2月下旬に国際航空ショーが開かれ、各国から軍関係者が多くが集まっていたという。ピストリウス氏は、こうしたイベントは、ロシアの諜報(ちょうほう)機関に狙われやすいとし、ロシア側が広範囲な諜報活動を試みる中で、ドイツ空軍の会議を傍受したとの見方を示した。

 「Webex」については政府機関向けの特別なもので、ドイツ連邦軍のデータセンターも使うなど安全対策を施しており、一定レベルの機密度までの協議で使うことは認められているという。

 ただ、会議では長距離巡航ミ…

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