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バイデン米大統領の記者会見要旨 - 日本経済新聞

バイデン米大統領の25日の記者会見の要旨は次の通り。

私の大統領就任から100日までに(新型コロナウイルスのワクチン)接種2億回という目標を掲げる。

コロナ対策や経済対策に全精力を傾注しているが、移民や銃など米国が直面する他の問題にも1つずつ取り組みを始める。共和党議員たちは協力するか、米国を分断するかを決めなくてはならない。

米南部国境にやってくる人の数は毎年、1~3月に大幅に増加する。出身国の状況も原因だ。地震や洪水、食糧の不足、ギャングなどだ。そもそも人々が国を離れる理由となっている生活と環境を変えるために財政支援をする。

フィリバスター(議事妨害)は甚だしく乱用されている。かつては立ったまま倒れるまで論じ続けなくてはならなかった。フィリバスターが崩れ、妨害を止めて投票できた。その方向に向かうことを強く支持する。

(アフガニスタン駐留米軍の)5月1日の撤収期限を守るのは戦術上の理由で困難だ。同盟国と協議している。撤収する場合は安全で秩序立った方法で行う。長くとどまるつもりはない。(来年まで駐留延長する可能性は)予想していない。

北朝鮮による弾道ミサイル発射は国連決議違反だ。同盟国やパートナーと協議している。(北朝鮮が)事態をエスカレートすることを選べば行動する。外交の用意もあるが、非核化という最終結果が条件でなくてはならない。

私の計画は再選出馬することだ。それが私の見通しだ。

中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席とは長い知り合いだ。私が当選した時、彼から祝意の電話があり2時間にわたる会話をした。非常に激しい競争になることは分かっているが、対立は求めていないと明確に伝えた。中国が公平な競争、公平な慣行、公平な貿易という国際ルールに従うよう要求するとも伝えた。

効果的な競争のため、我々は米国の労働者と科学に投資する。同盟関係を再構築する。これは反中国ではない。オーストラリア、インド、日本、米国の4カ国で、地域で中国にどう責任を取らせるかを協議した。

また(習近平氏に)米国は人権を貴ぶと伝えた。ウイグル族に対して、または香港で起きていることについて声を上げることを控えた米大統領はいない。それが米国だ。中国は世界を主導し、世界で最も裕福で最強の国になるという目標を掲げている。その目標を批判はしないが、私の監視下ではそうはならない。米国は引き続き成長、拡大するからだ。

(銃規制の法案提案や大統領令は)全てに取り組む。タイミングの問題だ。

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