カナダ首相、妻と別居 「おしどり夫婦」で有名 - 産経ニュース

カナダのトルドー首相（左）とソフィー夫人＝３月、オタワ（ロイター＝共同）

カナダのジャスティン・トルドー首相（５１）は２日、ソフィー夫人（４８）との別居を決めたとインスタグラムで公表した。２０１５年に４３歳の若さで就任した首相と、モデルやテレビ司会者だった夫人は国際会議にも連れ立って出席する「おしどり夫婦」として有名だった。

首相は「困難で意義ある話し合いを重ねた結果、別居を決めた」と述べる一方で「これまで通り、仲の良い家族の関係を続ける」とし、９歳から１５歳の子ども３人のためにプライバシー尊重を求めた。

２人は幼少時からの知り合いで、０５年に結婚した。トルドー氏の首相就任後はファッション誌で特集が組まれた。１６年の伊勢志摩サミットで来日した際、トルドー氏は結婚記念日を祝うため公務を１日休みとし、愛妻家ぶりを発揮した。

ＡＰ通信などによると、トルドー氏と子どもたちは首都オタワの邸宅に残り、夫人は別宅に移る。

トルドー氏の父、故ピエール・トルドー元首相も在任中の１９７０年代後半に別居し、８４年に離婚が成立した。（共同）

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