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ウクライナ劣勢に焦り、支援急ぐ米国 トランプ氏当選なら方針転換も - 毎日新聞

支持者に手を振る米国のバイデン大統領=米ウィスコンシン州で5月8日、ロイター
支持者に手を振る米国のバイデン大統領=米ウィスコンシン州で5月8日、ロイター

 ロシアは9日、第二次大戦の対ドイツ戦勝記念日を迎えた。ウクライナでの「特別軍事作戦」の開始以降では3回目。各地で式典が催され、モスクワ中心部の「赤の広場」では恒例の軍事パレードが実施された。大陸間弾道ミサイル「ヤルス」なども披露され、核戦力を誇示。対立するウクライナや欧米をけん制した。

巨額の支援 欧州は「運用益活用」も検討

 「ウクライナは砲弾や弾薬を使い果たした。すぐに供給を再開させるつもりだ」。最大の支援国である米国のバイデン大統領は4月24日、ウクライナへの軍事支援608億ドル(約9兆5000億円)を含む緊急予算の成立後、迅速な支援を約束した。背景には「(支援がなければ)ウクライナは年末までに敗北する」(米中央情報局のバーンズ長官)との焦りがあった。

 連邦下院では共和党保守派の反対で支援予算の審議が停滞し、予算は2023年末で底を突いた。米政府は一方で、予算が成立したら即座にウクライナへ砲弾などを搬入できるよう、あらかじめ近隣のポーランドやドイツに送っておく措置も取っていた。

 予算成立直後、米政府は10億ドル規模の追加支援策を発表。…

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