アメリカ軍の西部カリフォルニア州にある基地では先月31日、ICBM＝大陸間弾道ミサイルの「ミニットマン3」の発射実験が行われました。
発射実験には韓国の代表団が7年ぶりに視察に訪れていて、韓国国防省はアメリカが核戦力を含む抑止力で同盟国を守る「拡大抑止」の実効性を確認したと強調しています。
これについて北朝鮮は3日、国営通信を通じて軍事専門家の評論を発表し、「朝鮮半島や地域の軍事的緊張状態を一方的に高める、極めて挑発的な行為だ」と非難しました。
そのうえで、「核には核でという軍事的な立場は絶対不変だ。われわれは朝鮮半島周辺での抑止力を強化し、軍事活動を引き続き、講じていく」と強く反発しました。
アメリカは先月、原子力空母や核兵器の搭載が可能な戦略爆撃機を韓国に展開していて、北朝鮮は国営通信の論評を通じて米韓両国への反発を示していました。
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