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エルサレムで発砲、3人死亡 ハマスがメンバーと確認 - ロイター (Reuters Japan)

[エルサレム 30日 ロイター] - イスラエルの警察によると、エルサレムで30日朝のラッシュアワーの時間帯に2人のパレスチナ人がバス停付近で発砲し、少なくとも3人が死亡、8人が負傷した。イスラム組織ハマスは2人がメンバーだと確認した。

イスラエル警察によると、発砲したのは東エルサレム出身の兄弟で、非番の兵士と武装していた民間人に現場で射殺されたという。「テロリスト2人が銃器で武装した車両で現場に乗り付け、バス停にいた民間人に発砲した」と説明した。

ロイターが入手した防犯カメラの映像には、混雑したバス停のそばに白い車が止まった後、2人の男が出てきて銃を構え、人々が散り散りになる中、群衆に向かって走る姿が映っている。

地元メディアによると、死亡したのは20代女性、60代女性、74歳のラビ(ユダヤ教の宗教的指導者)だという。

ハマスは、発砲した2人がハマスのメンバーだと確認。ガザでのイスラエル軍の攻撃や、イスラエルの刑務所にいるパレスチナ人への扱いを挙げて「占領軍による前代未聞の犯罪への当然の反応だ」と述べた。

 11月30日 イスラエルの警察によると、エルサレムで30日朝のラッシュアワーの時間帯にパレスチナ武装勢力がバス停に発砲し、少なくとも2人が死亡、8人が負傷した。写真は30日、エルサレムで撮影(2023年 ロイター/Ronen Zvulun)

イスラエル国内治安機関シンベットも、銃撃犯はハマスに所属する30歳と38歳の兄弟と特定した。2人はイスラエルで収監されていたことがある。

「戦争管理内閣」のメンバーであるガンツ前国防相は短文投稿サイトのX(旧ツイッター)に「この攻撃は市民を脅かす殺人テロに対して強さと決意をもって戦い続けるというわれわれのコミットメントをさらに後押しするものだ」と投稿した。

イタマル・ベン・グヴィル警察相は、民間人に対する銃所持許可証発行の規制を緩和する政策を継続する方針を示した。

テルアビブを訪れていたブリンケン米国務長官は、今回の銃撃は「イスラエルとイスラエル人が日々直面しているテロの脅威」を思い起こさせるものだと述べるとともに、犠牲者に哀悼の意を示した。

これとは別に、ヨルダン川西岸の検問所に自動車が突っ込み、イスラエル軍の兵士2人が負傷した。現場にいた部隊は「襲撃者を射殺し、無力化した」と述べた。

パレスチナ保健省は、襲撃犯と推定される男が死亡し、もう一人の男がヨルダン川西岸の町ベイトゥニアで別に死亡したと発表した。

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