米でパレスチナ系大学生３人が路上で銃撃され負傷…容疑者は逃走、ヘイトクライムか - 読売新聞オンライン

　【ニューヨーク＝寺口亮一】ＡＰ通信によると、米バーモント州バーリントンで２５日夜、いずれも２０歳でパレスチナ系の男子大学生３人が路上で銃撃され、負傷した。１人は重傷を負ったという。容疑者は逃走しており、地元警察はパレスチナ情勢を背景にした憎悪犯罪（ヘイトクライム）の可能性もあるとみて捜査している。

　発砲したのは白人の男で、無言のまま拳銃から少なくとも４発発射した。大学生３人のうち２人は当時、パレスチナの伝統的なスカーフを着用していたという。

　在米イスラム教徒の人権擁護団体は２６日、容疑者の逮捕につながる情報提供に１万ドル（約１５０万円）を支払うと発表した。

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