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ウクライナ軍主力部隊投入に向け突破口を模索か英研究所戦闘はさらに厳しくなる - 読売新聞オンライン

 ウクライナ軍によるロシア軍への大規模な反転攻勢に関し、英王立防衛安全保障研究所(RUSI)は14日、ウクライナ軍が南・東部で複数の拠点から攻勢を仕掛けているとの分析を明らかにした。主力部隊の大規模投入に向け、突破口を模索している段階だとし、「戦闘は今後さらに激しくなる」とも予測した。

 RUSIのジャック・ワトリング上級研究員は、ウクライナ軍が露軍部隊を横長に分散させ、どこから突破をするか判断できないようにしていると指摘した。

 米政策研究機関「戦争研究所」などによると、ウクライナ軍は南部ザポリージャ州西部から露軍補給の拠点都市メリトポリに南進する「ザポリージャ戦線」で、主要起点オリヒウ以外に約20キロ・メートル西方カミャンスケからも南下を試みている。

 ロイター通信は14日、ウクライナ軍は反攻用に編成した12旅団のうち、三つしか戦闘に投入していないとの専門家の分析を伝えた。

 ウクライナの国防次官は15日の記者会見で、南部の戦況に関し「ゆっくりだが確実に前進している」と述べた。露軍が激しく抵抗していることも認めた。

 米紙ワシントン・ポストは14日、ウクライナ軍がドネツク州ベリカノボシルカ南方で集落を奪還したが、部隊約50人のうち、死傷するなどして30人が部隊に戻らなかったとの兵士の証言を伝えた。ウクライナ軍が奪還した集落に入ったロイター通信の記者は、露軍兵士の遺体を多数目撃したという。

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