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ロシア情報機関ワグネル創設者プリゴジン氏を捜査武装反乱の扇動容疑 - 読売新聞オンライン

 タス通信によると、ロシアの情報機関「連邦保安局」(FSB)は23日、ウクライナ侵略に戦闘員を派遣している露民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏の発言が、武装反乱の扇動に該当する疑いがあるとして捜査を開始した。露情報・治安機関の横断組織「国家反テロ委員会」が声明で明らかにしたとしている。

 プリゴジン氏は23日、SNSを通じ、セルゲイ・ショイグ国防相やワレリー・ゲラシモフ軍参謀総長を念頭に「軍指導部という悪を止めなければならない」などと国民に決起を呼びかけていた。露軍がワグネルの施設を攻撃したとも主張した。

 ウクライナ侵略の進め方などを巡ってプリゴジン氏はショイグ氏やゲラシモフ氏らを痛烈に批判してきた。ショイグ氏が6月10日、ワグネルなど非正規軍事組織に対し、7月1日までに国防省の傘下に入ることを求める命令を出したことで双方の対立は先鋭化していた。

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