カブールのモスクで大きな爆発 数十人が死傷か - BBCニュース

2022年8月18日 11:14

アフガニスタンの首都カブールにあるモスク（イスラム教の礼拝堂）で17日、大きな爆発があった。警察が明らかにした。多数の死傷者が出ているもよう。

現地メディアによると、カブール北西部で爆発があったと、タリバン政権下のカブール警察の広報担当ハリド・ザドラン氏が述べた。

現地で活動するイタリアのNGOエマージェンシーは、夜の礼拝中に爆発が起きたとみられるとしている。少なくとも3人が死亡し、子ども5人を含む27人の負傷者を受け入れたという。

タリバンの情報当局者は、最大で35人ほどが負傷または死亡した可能性があり、犠牲者はさらに増える可能性があると、ロイター通信に述べた。爆発は、カブールのカイル・カナ地区のモスクで起きたという。

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報道では、シディキ・モスクの指導者が死亡したとされる。

相次ぐ宗教指導者の殺害

警察のザドラン氏によると、治安部隊が現場に到着した。

目撃者たちは、近くの建物の窓ガラスを粉々にするような大きな爆発音を聞いたと話した。

タリバンの広報担当は、この攻撃を強く非難すると述べた。

BBCのリーズ・ドゥーセットBBC国際担当主任編集委員は、カブールではこの1カ月で、3人の著名な宗教指導者が狙われ、他の都市でも何人かが暗殺されたと説明。

また別の宗教指導者が、タリバンの最も強力な敵となっているイスラム国に狙われたようだとし、アフガニスタンでまた血なまぐさい争いが起きていると伝えた。

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