Search

ロシア軍、南・東部で攻撃強化 ベラルーシが「特別作戦」―ウクライナ - 時事通信ニュース

2022年04月07日22時52分

6日、ウクライナ東部ルガンスク州セベロドネツクで、砲撃によって燃えた建物の近くに立つ男性(AFP時事)

6日、ウクライナ東部ルガンスク州セベロドネツクで、砲撃によって燃えた建物の近くに立つ男性(AFP時事)

 【イスタンブール時事】ロシア軍は6日から7日にかけ、ウクライナの南部や東部で激しい空爆や砲撃を続けた。地上部隊による制圧作戦を本格化させる準備とみられ、民間人が多数犠牲になった首都キーウ(キエフ)近郊のような事態が繰り返される恐れがある。

【ウクライナ情勢マップ】

 米国防総省高官は6日、ロシア軍がキーウと北部チェルニヒウの周辺から完全に撤収したとの分析結果を明らかにした。ロシア軍はキーウ制圧に失敗したことを受け、ウクライナ軍に対して優勢な地域に戦力を集め、「戦果」獲得を急ぐ姿勢を鮮明にしている。
 こうした中、ベラルーシの国営ベルタ通信によると、ルカシェンコ大統領はウクライナでトラック運転手を帰還させるための「特別作戦」を実施したと述べた。ウクライナ軍が北部の奪還を進める中、ロシアに協力してウクライナ領内に入っていたベラルーシの後方支援要員の帰国を進めるための措置とみられる。
 ウクライナ非常事態庁は7日、ロシア軍撤収後の北部キーウ州で、これまでに6883個の爆発物が見つかり、無効化する措置を取ったと発表した。ウクライナ当局はこれより先、ロシア軍が撤収を前に多くの地雷を設置したと主張していた。
 東部ハリコフ州の当局者は7日、ロシア軍の砲撃で3人が死亡したと発表した。南部ヘルソン州でも多くの爆発が起きた。ウクライナ大統領府のアレストビッチ顧問は、東部ルガンスク州の南西部で「激しい交戦が続いている」と述べた。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細
https://ift.tt/JVeLf1m
世界

Bagikan Berita Ini

0 Response to "ロシア軍、南・東部で攻撃強化 ベラルーシが「特別作戦」―ウクライナ - 時事通信ニュース"

コメントを投稿

Powered by Blogger.