手ごわい日本の対戦国、Ｗ杯４度優勝の大国ドイツにＥＵＲＯ４強のスペイン - 読売新聞オンライン

　サッカーワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会の組み合わせ抽選会が１日、カタールのドーハで行われ、日本はグループリーグＥ組でドイツ、スペインの優勝経験２か国、そして大陸プレーオフ（コスタリカ対ニュージーランド）の勝者と対戦することが決まった。日本の対戦相手を紹介する。国名の後の数字は最新の国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキング。（試合日は現地時間）

【 グループリーグＥ組 】

第１戦 　１１月２３日
対戦国　ドイツ（１２）
本大会出場　１８大会連続２０回目
Ｗ杯最高成績　優勝（１９５４、７４、９０、２０１４年）
　西ドイツ時代を含めて４度の優勝を誇るサッカー大国。前回ロシア大会はグループリーグ敗退の屈辱を味わったが、今大会は開催国を除く一番乗りで出場を決めた。ＧＫノイアーらベテランが健在で、ＦＷニャブリら中堅も充実。１５年間指揮を執っていたレーヴ監督を、昨年の欧州予選途中に引き継いだフリック監督のもと復権を目指す。

第２戦 　１１月２７日
対戦国　６月の大陸プレーオフ（コスタリカ対ニュージーランド）の勝者
　コスタリカはＦＩＦＡランキング３１位でＷ杯には前回まで３大会連続出場し、２０１４年には８強入り。今回の北中米カリブ海予選は４位でプレーオフに進んだ。ニュージーランドはＦＩＦＡランキング１０１位でオセアニア予選１位。昨年の東京五輪（Ｕ－２４）で対戦し、決勝トーナメント１回戦で日本が０－０からＰＫ戦で勝ち上がった。

第３戦 　１２月１日
対戦国　スペイン（７）
本大会出場　１２大会連続１６回目
Ｗ杯最高成績　優勝（２０１０年）
　昨年に開催された欧州選手権で４強入り。常に優勝候補に挙げられる強豪だが、連覇を狙った２０１４年はグループリーグで敗退し、１８年は開幕直前にロペテギ監督が解任されて１６強で敗れた。今回は、闘将で知られるルイスエンリケ監督がＭＦペドリら若い才能をどう使いこなすかがカギを握る。

　３月３１日に発表された国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の世界ランキングで２３位の日本は、世界ランクに基づく抽選順４グループ（ポット）のうち第３ポットに入った。１３チームが出場する欧州勢を除いて同じ地域のチーム同士は同組にならないように調整された。また、同じポットのチームとも同組にはならないように抽選が行われた。

　本大会では出場３２チームがＡ～Ｈの８組に分かれて総当たりのグループリーグを戦う。各組の上位２チームが１６強による決勝トーナメントに進む。

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