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マリ軍、大統領と首相を拘束 クーデターか、内閣改造に不満 - 時事通信ニュース

2021年05月25日08時44分

【図解】マリ

【図解】マリ

  • マリ暫定政府のウアンヌ首相=2009年1月、ニューデリー(AFP時事)
  • マリ暫定政府のヌダウ大統領=2020年9月、バマコ(AFP時事)

 【ロンドン時事】西アフリカ・マリからの報道によると、暫定政府のヌダウ大統領とウアンヌ首相が24日、国軍兵士らによって拘束された。首都バマコ郊外カティにある軍基地へ連行された。詳しい状況は不明だが、この日行われた内閣改造に不満を持つ勢力がクーデターを起こした可能性もある。
 マリでは昨年8月、クーデターでケイタ大統領(当時)が失脚し、元国防相のヌダウ氏が暫定大統領に選ばれた。民主的な移行政権樹立に向けた計画の遅れを批判されてきたヌダウ氏は「幅広い基盤」に基づく内閣の人事刷新を約束。24日に行った内閣改造で、昨年のクーデターで指導的役割を担った閣僚2人の交代を発表していた。

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