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ウクライナ情勢まとめ:露軍占拠のザポロジエ原発、主要送電線が一部復旧(9月18日) - 毎日新聞 - 毎日新聞

ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポロジエ原発=2022年9月1日、ロイター 拡大
ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポロジエ原発=2022年9月1日、ロイター

 ロシア軍が占拠しており、砲撃などで外部電源が喪失した場合に炉心溶融が懸念されていたウクライナ南部ザポロジエ原発の主要送電線の一部が復旧した。国際原子力機関(IAEA)が発表した。ウクライナがロシア軍から奪還した北東部ハリコフ州イジュームで見つかった集団埋葬地については、発掘調査が始まった。州内では、これまでに500人以上の遺体が見つかっている。ウクライナ情勢を巡る日本時間18日などの動きや報道をまとめた。【デジタル報道センター】

ザポロジエ原発 主要送電線4本のうち1本復旧

 IAEAは17日、ザポロジエ原発の主要な送電線1本が復旧し、ウクライナ国内の送電網から直接電力供給を受けることが可能になったと発表した。同原発では原子炉の冷却などのため、これまで予備の送電線を使っていた。750キロボルトの主要送電線4本のうちの1本が16日に復旧した。必要な部品が届き、技師が修理にあたったという。同原発では、砲撃などによる外部電源の喪失で、原子炉の冷却ができなくなり、炉心溶融が起きることが懸念されている。【関連記事】ザポロジエ原発、主要送電線が復旧 施設への電力供給可能に

ウクライナ奪還のイジューム 集団埋葬地の調査始まる

集団墓地で調査を続けるウクライナの当局者たち=北東部ハリコフ州のイジュームで2022年9月16日、ロイター 拡大
集団墓地で調査を続けるウクライナの当局者たち=北東部ハリコフ州のイジュームで2022年9月16日、ロイター

 ウクライナ司法当局は16日、ロシア軍から奪還した北東部ハリコフ州イジュームで見つかった集団埋葬地の発掘調査を始めた。ウクライナ国営ウクルインフォルム通信によると、警察当局は過去1週間で約50人の遺体を州全体で見つけたと明かしており、イジュームの墓地で埋葬が確認された462人の遺体と合わせると、州内で500人以上の遺体が見つかった形だ。ウクライナのゼレンスキー大統領は16日夜のビデオ演説で「拷問や虐待の明らかな証拠がある」などと主張した。【関連記事】イジューム集団埋葬地の発掘調査開始 州内で500人以上の遺体発見

米国務長官「ゾッとする」 イジューム集団墓地の発見に

 ブリンケン米国務長官は16日、北東部ハリコフ州イジュームで集団墓地が発見されたことについて「ゾッとすることであり、現在も行われている出来事の一部だ」とロシア軍の残虐行為を批判した。証拠を集め、戦争犯罪として追及することが重要との認識を示し「残虐行為を行った者や命じた者に責任を取らせなければならない」と強調した。ブリンケン氏は、ヨルダンのサファディ外相との会談後に記者会見して述べた。【関連記事】イジューム集団墓地「ゾッとする」 米国務長官、ロシアを批判

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