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ドイツ、ウクライナに防空システム提供 首相が発言(写真=AP) - 日本経済新聞

ショルツ首相はウクライナに防空システムを供与すると語った(ベルリン、1日)=AP

【フランクフルト=林英樹】ドイツのショルツ首相は1日、ウクライナに最新の防空システムを供与すると語った。同日開かれた連邦議会の答弁で明らかにした。ロシアによるミサイル攻撃などに対する防衛に有効な兵器を供与し、改めてウクライナを全面支援する姿勢を強調した。

供与を決めたのは、短距離対空ミサイル・防空システムの「IRIS-T」。赤外線画像を使った誘導装置を備える。ショルツ氏は「これでロシアの空爆からウクライナの町全体を守れる状態になる」と語った。

ウクライナ東部ではロシア軍によるミサイル、ドローン攻撃が激しくなっている。ウクライナ政府は支援国に対し、防空システムなどの提供を求めていた。

ドイツは5月にウクライナに対し、自走式対空砲「ゲパルト対空戦車」50両と自走式榴弾(りゅうだん)砲7門の供与を決めた。さらに携帯可能な地対空ミサイル「スティンガー」500基も供与する方針だ。

もっとも重火器供与の政府判断が遅かったことから、いずれもまだ現地に届いておらず、国内で批判が高まっていた。ショルツ首相は同日、「ドイツは戦争開始から継続的に(弾薬などを)供与してきた」と反論した。

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