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ASEAN、ミャンマーに「暴力停止」要求…国軍トップが首脳会議出席 - 読売新聞

 【ジャカルタ=川上大介、バンコク=田原徳容】東南アジア諸国連合(ASEAN)は24日、インドネシアの首都ジャカルタで特別首脳会議を開き、国軍による市民への武力弾圧が続くミャンマー情勢について協議した。ミャンマーからは、2月にクーデターを強行した国軍トップのミン・アウン・フライン最高司令官が出席し、各国は国軍の暴力停止などを要求した。

 会議後、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領はオンラインで声明を発表し、ミン・アウン・フライン氏に対し、暴力停止に加え、対話を促すASEAN特使や人道支援の受け入れを求めたと明らかにした。ASEAN各国の総意に基づくもので、同様の内容を記した議長声明も発表された。

 シンガポールのリー・シェンロン首相は報道陣に対し、ミン・アウン・フライン氏が「ASEAN特使派遣や人道支援に反対しない。(国軍は)ASEANに建設的に関与していく」と述べたと明かした。ミン・アウン・フライン氏は会議で、昨年11月の総選挙で「不正」があったと主張し、クーデターや国軍統治の正当性を強調したとみられる。

 会議は対面で行われ、インドネシアなど6か国から首脳が出席し、タイなど3か国は副首相らが代理出席した。ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会」によると、国軍の弾圧による市民の死者数は23日現在で745人に上っている。

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