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バイデン氏「ありがとうマダム」、施政方針演説の壇上に「女性2人」 - 読売新聞

 【ワシントン=船越翔】28日に米連邦議会の上下両院合同本会議で施政方針演説を行ったバイデン大統領の背後には、上院議長を務めるハリス副大統領とナンシー・ペロシ下院議長が座った。施政方針演説の壇上に女性2人が同時に並ぶのは史上初めて。

 バイデン氏は演説の冒頭、女性を示す敬称の「マダム」を使い、「ありがとう、マダム・スピーカー(議長)、マダム・バイスプレジデント(副大統領)」と2人に呼びかけた。その上で、「壇上からこんな言葉を発した大統領はこれまでいなかった。ようやくその時が来た」と喜ぶと、議場内からは大きな拍手が起こった。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は女性2人が壇上に並んだことについて、「米国の政治における女性の地位の向上を示している」と指摘した。

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