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エーゲ海、複数プレートが衝突・地盤にひずみ…トルコ沖M7地震 - 読売新聞

 エーゲ海で30日に起きたマグニチュード(M)7・0の地震の震源周辺は、複数のプレート(岩板)が衝突しており、日本と同様、地盤にひずみがたまりやすくなっている。トルコの地震に詳しい東京工業大の山中浩明教授(地震工学)は「トルコ周辺でも、地震のリスクが最も高い地域の一つ」と指摘している。

 トルコはユーラシア、アラビア、アフリカの大きなプレートに囲まれ、広い地域が「アナトリアプレート」という小さなプレートの上にある。山中教授は「震源付近にM6~7級の地震を起こす活断層が多数あり、その中でも最大級の規模の地震だ。トルコでは耐震性が乏しい古い建物がまだ多く、比較的小さな揺れでも被害が出やすい」と話した。

 トルコには、同国の北側を東西1000キロ・メートル以上にわたり横断する「北アナトリア断層」があり、1999年にM7級の地震が発生して約1万7000人の死者を出した。

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