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東部戦線、米供与の高機動ロケット砲HIMARSで「状況安定」…ウクライナ軍総司令官 - 読売新聞オンライン

 【キーウ=安田信介】ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー総司令官は18日、米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長と電話で会談した。ザルジニー氏はSNSで、「米国が供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)のおかげで、状況を安定化させた」と謝意を表明した。

 東部の地上戦では、露軍がルハンスク州の全域制圧を宣言するなどウクライナ軍は劣勢とみられてきた。ザルジニー氏の投稿は、HIMARSの供与により戦況が変化しつつあるとの認識を示したものだ。

 ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相とオースティン米国防長官も18日に電話会談し、両国による連携を確認した。レズニコフ氏はSNSに「良いニュースが米国からもたらされる」と投稿し、追加の武器供与への期待感を示した。

 南部では露軍による民間施設を標的にした攻撃が続いている。ミコライウ州当局は18日、露軍が州都ミコライウ近郊の高層ビルを攻撃し、民間人4人が死亡したと発表した。南部オデーサでは橋と軍事施設がミサイル4発の攻撃を受け、損壊した。一方、露軍が制圧する南部ヘルソン州では、ウクライナ軍が弾薬庫二つを破壊したと発表した。

 キーウ市は18日、ロシアによる侵略を受けて国内から市内に戦火を逃れてきた避難民が約10万人に上ると発表した。このうち1万5000人が子供という。2014年のクリミア併合以降、首都への避難民は累計27万人以上となっている。

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