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王毅氏、タリバンを「積極的に指導すべきだ」…ブリンケン氏と電話会談 - 読売新聞

 【ワシントン=田島大志、北京=田川理恵】米国のブリンケン国務長官は29日、中国の 王毅ワンイー 国務委員兼外相と電話会談し、アフガニスタン情勢について協議した。中国外務省の発表によると、ブリンケン氏は、外国人の安全な退避確保をイスラム主義勢力タリバンに求めるため、国連安全保障理事会が「明確かつまとまった声を出す必要がある」と協力を呼びかけた。

 両氏の電話会談は、アフガン政府の崩壊後2回目。王氏は、「各関係者がタリバンと接触し、積極的に指導すべきだ」と主張し、タリバン主導の政権樹立を後押しして情勢安定を図る考えを示した。また、米軍の「拙速な撤収」によって「アフガンを拠点とする各種テロ組織が復活する可能性がある」と指摘し、撤収期限を31日としているバイデン政権をけん制した。

 米国務省の発表によると、両氏はタリバンが負う責任を巡っても意見交換したという。

 王氏は、米情報当局が27日、新型コロナウイルスの発生源に関する追加調査の結果を公表したことについても言及し、「中米関係が正常な軌道に戻ることを望むなら、中国を 誹謗ひぼう 中傷したり攻撃したりするのはやめるべきだ」と改めて反発した。

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