米国のサリバン大統領補佐官（国家安全保障問題担当）は１２日、バイデン大統領が示したパレスチナ自治区ガザ停戦案に対しイスラム組織ハマスが変更を提示したものの、「多くは軽微で、予想外の内容ではない」と述べた。写真はイスラエル・ガザ国境付近で８日撮影（２０２４年 ロイター/Amir Cohen）
［米大統領専用機上／カイロ １２日 ロイター］ - 米国のサリバン大統領補佐官（国家安全保障問題担当）は１２日、バイデン大統領が示したパレスチナ自治区ガザ停戦案に対しイスラム組織ハマスが変更を提示したものの、「多くは軽微で、予想外の内容ではない」と述べた。
米国がエジプトやカタールと協力し、提案の溝を埋めるという考えも示した。
同時に、提案された変更には「国連安全保障理事会の決議で概説されたものとは異なる」ものもあると述べた。
これに先立ち、ブリンケン米国務長官は、ハマスが停戦案を巡り「多数の変更」を提示したものの、米国はハマスとイスラエルの間の調停を続けていくと述べていた。 もっと見る
ハマス幹部のオサマ・ハムダン氏は、ガザ停戦案に対し新たな提案を行ったという報道を否定。ガザの紛争において、ブリンケン国務長官こそが「問題の一角であり、解決策ではない」ともコメントした。
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