【ニューヨーク＝山本貴徳、ワシントン＝池田慶太】米国のトランプ前大統領は５月３１日、不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件の裁判で有罪の評決が下されたことを不服として控訴すると表明した。７月１１日に量刑を言い渡された後手続きに入る見通しだ。
トランプ氏はニューヨークのトランプタワーで記者団に「不正な裁判だった。この詐欺について控訴する」と述べた。口止め料の支払いを隠すため業務記録を改ざんした罪に問われたが、「私は弁護士にお金を払い、会計係が、私が知らないところで適切に帳簿に記載した」と主張した。
「口止め料ではなく秘密保持契約だ。完全に合法で一般的なものだ」と反論した。裁判で証言しなかったのは「間違ったことを話すと偽証罪になってしまうからだ」と説明した。
トランプ陣営は、評決を受けてから２４時間で５２８０万ドル（約８３億円）の献金が寄せられたと明かした。
バイデン大統領は５月３１日、ホワイトハウスで「（評決が）気に入らないというだけで不正があったと言うのは無謀で危険で無責任だ」と演説し、トランプ氏を批判した。バイデン氏が評決に直接言及したのは初めて。
からの記事と詳細
https://ift.tt/6XeGpin
世界
Bagikan Berita Ini
0 Response to "トランプ前大統領に有罪評決、２４時間で８３億円の献金集める…不倫口止め料は「秘密保持契約」と反論 - 読売新聞オンライン"
コメントを投稿