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バイデン氏、サウジ国王に人権状況の改善促す…蜜月関係を修正 - 読売新聞

 【ワシントン=横堀裕也】米国のバイデン大統領は25日、サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドルアジズ国王と電話で会談した。バイデン氏は会談で、「人権や法の支配を重視する」と強調し、人権状況の改善を促した。

 両国の首脳会談は、バイデン氏が大統領に就任してから初めてとなる。トランプ前政権はサウジと蜜月関係にあったが、バイデン政権は「関係を修正する」と表明。就任から1か月以上も首脳会談を行わず、距離を置いてきた。

 バイデン政権は近く、2018年にトルコのサウジ総領事館でサウジ人記者ジャマル・カショギ氏が殺害された事件を巡り、情報機関がまとめた報告書を公表する方針だ。ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が事件に関与したことを示すものと報じられており、会談では報告書の内容についても協議した可能性がある。

 サウジ側は今月に入り、当局が拘束していたサウジの人権活動家ルジャイン・ハズルールさんを釈放するなど、人権問題改善をアピールしており、バイデン氏も会談でこうした動きを評価したという。

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