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「終末時計」残り100秒、史上最短に並ぶ コロナ危機に警鐘 米科学誌 - 毎日新聞 - 毎日新聞

米カリフォルニア州で、新型コロナウイルスのワクチンを準備する医療関係者=AP

 米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は27日、地球滅亡までの時間を象徴的に示す「終末時計」が残り100秒だと発表した。核拡散や気候変動対策の遅れで史上最短となった昨年と並んだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、世界の国々はまだ世界規模の危機に正しく対応する準備ができていないことを明らかにした、と指摘。政府が責任を放棄したり、科学的根拠を無視したりすることで国民を守れず、その結果、多くの人が亡くなったとし、核兵器や気候変動などの脅威に対しても準備ができていないことを気づかせたと警鐘を鳴らした。

 終末時計は、人類が滅亡する「地球最後の日」を午前0時として、それまでの時間を表示する想像上の時計。冷戦初期の1947年、核戦争の危険を警告するために「残り7分」から始まった。冷戦終結後の91年は残り17分だった。【中嶋真希】

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