乱戦アルゼンチン４強：中日新聞Web - 中日新聞

オランダ−アルゼンチン　後半、ＰＫで２点目を決めるアルゼンチンのメッシ＝ルサイルで（共同）

　■アルゼンチン２−２オランダ

　アルゼンチンは２−２からのＰＫ戦を４−３で制した。ＧＫのＥ・マルティネスがオランダの１番手と２番手を連続で止めて流れをつくった。アルゼンチンはメッシが先制点をアシストし、ＰＫも決めて２点先行。しかしオランダは後半に長身選手にボールを集めて好機をつかみ、ウェフホルストが２得点。後半終了間際に追いついたが、実らず。（共同）

いつだってメッシ　自ら２点目

　アルゼンチン５人目のキッカー、Ｌａ・マルティネスが力強くＰＫを決め、１２０分を超える激戦に終止符が打たれた。９万人近い観衆のほとんどは、水色と白のサポーター。ホームのような歓声が選手たちを包む。両チーム合わせてイエローカード１８枚（コーチ、ベンチ入り選手含む）が乱れ飛ぶ大荒れの準々決勝で、輝きを放ったのはやはりエースのメッシだった。

　「試合は大変だったが、楽しめた。全員がよく走った」と落ち着いた表情で振り返ったメッシ。センスが凝縮されたアシストは前半３５分。右サイドでボールを受け、瞬く間にターンすると、中央へドリブルで突き進んでいく。この間、右サイドから斜めにペナルティーエリアへ入ってきたモリナの姿を間接視野で...

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