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米 同性婚の権利を連邦レベルで保障する法律 大統領署名で成立 - nhk.or.jp

世界的に活躍する歌手で、性的マイノリティーの人たちを支援する活動を続けてきたシンディ・ローパーさんは式典に先立って会見し、「この法律によって、私たちが愛したいと思う人を愛することができます」と述べ、法律を歓迎しました。

アメリカでは、2015年に連邦最高裁判所が同性婚を認める判断を示し、すべての州で事実上、合法化されていますが、保守派の判事が多数派を占めるようになった連邦最高裁が、同性婚についてのこれまでの判断を覆す可能性が指摘されています。

今回、成立した法律では、仮に連邦最高裁が判断を覆し、一部の州で同性婚が禁止されたとしても、同性婚が認められているほかの州から移動してきたカップルの権利は維持されることになっていて、法案を提出した民主党としては先手を打った形です。

アメリカの2020年の国勢調査によりますと、同性どうしのカップルの世帯数は全体の1.5%に当たる98万世帯となっていますが、同性婚を認めるか認めないかをめぐっては、保守層とリベラル層の間で長年対立が続いています。

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