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「とがめないで」今なおトランプ氏支持する人たちの訴え - 毎日新聞 - 毎日新聞

トランプ前米大統領のお面をかぶって集会に参加する支持者=米中西部オハイオ州ウェリントンで2021年6月26日、秋山信一撮影
トランプ前米大統領のお面をかぶって集会に参加する支持者=米中西部オハイオ州ウェリントンで2021年6月26日、秋山信一撮影

 共和党のトランプ前米大統領が26日、1月の大統領退任後では初めてとなる大規模な支持者集会を開いた。敗れたとはいえ、2020年の大統領選では7400万票以上を獲得し、今なお共和党支持層には根強い人気がある。党というよりもトランプ氏個人の支持者だという「トランピスト」たちは今、何を思うのか。

 五大湖の一つ、エリー湖に面した中西部オハイオ州クリーブランドから車で約40分。小麦やトウモロコシの畑が広がる農村ウェリントンの芝生の広場で集会は開かれた。畑や牧場の中に1~2キロごとに住宅が点在する中、沿道には24年の大統領選への再出馬を期待する「Trump For 2024」という看板も掲げられていた。

 午後1時半、集会場まで約2キロに近づいたところで、突然、長蛇の車列が視界に入ってきた。陣営から事前に「渋滞する」とは聞いていたが、開場は午後2時、トランプ氏の登場は午後7時の予定であり、「まだ大丈夫だろう」と踏んでいたが甘かった。

 午後3時過ぎにようやく会場に入ると、既に大音量で音楽が流れ、手荷物検査には1000人ほどが並んでいた。視界に入るのは、白人ばかりだ。隣の郡から貸し切りバスで来た電気技師のジムさん(60)が「トランプ大統領の集会は久しぶりだから楽しみだ。みんな、トランプ氏に会いたいんだ。彼はあこがれの存在だよ」と声を弾ませる。隣にいた鉄道整備士のロンさん(38)も「政治には興味がなかったが、トランプ氏のおかげで目覚めた。彼はビジネスマンだからこそ、既存の政治家たちの腐敗を追及してくれる」とうなずいた。

 だが、自分たちの家族の話になると、2人の表情が曇った。「家族はみんな、メディアやバイデン政権に洗脳され…

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