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日本企業の所有とみられるタンカー、オマーン沖で攻撃受け乗組員2人死亡 - 読売新聞

 【カイロ=酒井圭吾】中東のオマーン沖で29日、リベリア船籍の石油タンカーが攻撃を受け、英国人とルーマニア人の乗組員2人が死亡した。AP通信など複数の欧米メディアは、タンカーは日本企業の所有と報じている。

 AP通信によると、現場はオマーン首都マスカットから南東に約300キロ離れた海上。タンカーは、タンザニアからアラブ首長国連邦(UAE)東部の港に向かう途中だった。

 船の運航はイスラエル系企業が担っていたとされる。イスラエルの民放テレビ「チャンネル13」は、攻撃にはドローンが使われ、民兵組織の犯行の可能性があると伝えた。中東の海域では、イスラエルの貨物船が攻撃される事件が相次いでおり、イスラエルはイランの犯行だと批判している。

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