テレビ西日本
にぎわいを見せるのは北九州の台所、旦過市場です。 新年を迎えるための「しめ飾り」の販売が始まりました。 一つ一つ手作りで北九州独特の鶴の形をしたものも並んでいます。 値段は800円から2万5千円まで。 大小さまざまなものが次々と売れていきます。 客「きょうからって。早速買いに来た」「病気にならないように頑張ります!」 ◆販売員橋本佐和さん「若い人も目にとまるようにアレンジしたものを多くそろえているんですけどみんなが笑顔でお正月迎えられたらいいなと思って売っています」 年末で各地がにぎわう中、25日福岡県で気がかりなニュースが飛び込みました。オミクロン株の初めての感染者です。 服部知事「海外渡航歴がなく、感染経路が不明であることから、市中感染の1例目であると判断したところでございます」 市中感染が確認されたのは県内在住の20代男性でワクチンは未接種でした。 今月22日に39・5度の発熱などの症状が出ましたが、医療機関に入院し、現在は改善傾向にあるということです。 男性の家族を含む濃厚接触者6人や接触があった3人については現時点で新型コロナの陰性が確認されています。 県内で初めてオミクロン株の市中感染が確認されたことについて街の人は… 「すごく感染力が高いとかいう話なんで、また増えないといいけどなとは思いますけどね」「今年は子供が受験とかあるので」「出かけないで家でゆっくり過ごします」 オミクロン株への警戒感が強まるなか福岡市博多区にできた車の列。 ドライブスルー方式のPCR検査です。 福岡県はオミクロン株への監視態勢を強化するため、福岡市と北九州市の合わせて5カ所で感染の不安を持つ人を対象に無料のPCR検査を始めました。 検査に来た人「株も変わったということなんで」「無料って聞いたんでそっこうで来ました」「お正月に帰省するので、受けてた方が安心するかなと思って」 福岡県は県内各地の薬局などでも無料検査が受けられるように今週から順次拡充していく方針です。 感染者は再び増えてしまうのか。医師はその判断材料として1月の中旬の感染者数に注目しています。 北九州市立八幡病院伊藤重彦院長「(1月)中旬の時点で数十人というオミクロン株の感染者が出たら、これは1月の終わりには倍々の増加をしていく」「100人200人300人を想像できるような数になる可能性がありますので年始の第2週までの間に数人以内に抑え込めるかどうかが、福岡県の場合の道が分かれるポイントになると思います」 感染の再拡大を防ぐ上でカギを握るのがワクチンの3回目接種です。 福岡市では来月5日から開始し来月中までにおよそ9万人に接種券を送付する予定です。 しかし今、「ワクチン不足」の懸念がー ゼロマチクリニック天神古賀俊介医師「12枠しかないので多分予約枠つくったらすぐ埋まっちゃう」 福岡市天神のクリニックではこれまで、多いときで1週間に500人ほどの接種に対応していました。 しかし、国からのファイザー製ワクチンの供給量が少ないため3回目接種が始まる来月は1週間に12人しか接種できない見通しといいます。 ゼロマチクリニック天神古賀俊介医師「打てるところで早めに打ったほうがいいですよっていうご案内はするとは思うんですけどどうしてもクリニックで打ちたいという方は待っていただくしかない」 ファイザー製ワクチンの供給量が少ないことについて福岡市の担当者はー 福岡市ワクチン接種担当森山浩一課長「国から供給される量以外は我々も手持ちがございませんのでどうしても週あたり2バイアルということになってしまった」 市はモデルナ製のワクチンを使う集団接種会場について現在の2カ所から順次増やして接種体制を拡充する考えです。 早めに3回目接種を希望する人は「交互接種」を検討してほしいとしています。 福岡市ワクチン接種担当森山浩一課長「ファイザー・ファイザーからのモデルナというのも効果があると言われていまして」「ワクチンの量的には必要な量がファイザーとモデルナあわせて入ってきますのでどのようにご判断されるかとなるがワクチンが足らないという状況にないように周知していきたい」
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