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G20サミット、ワクチン開発期間の短縮に支援表明へ=草案 - auone.jp

 ローマで開催する20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の共同文書草案によると、パンデミック(感染症の世界的な流行)が起きた場合に、新たなワクチン・医薬品・検査の開発期間を100日間に短縮する努力を支援すると表明する。ローマで27日撮影(2021年 ロイター/Yara Nardi)

[ローマ/ブリュッセル 29日 ロイター] - 今月30─31日にイタリアのローマで開催する20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の共同文書草案によると、サミットでは、パンデミック(感染症の世界的な流行)が起きた場合に、新たなワクチン・医薬品・検査の開発期間を100日間に短縮する努力を支援すると表明する。

通常、ワクチン開発には10年以上かかるが、新型コロナウイルスのパンデミックでは、研究・試験・規制手続きが前例のないほど迅速に進み、1年未満でワクチンを供給できる体制が整った。

今回のG20サミットでは、この期間をさらに短縮する意向を表明する。

ロイターが入手した共同文書の草案は「安全で効果的なワクチン、治療法、診断法の開発サイクルを300日から100日に短縮する科学を支援する」と明記している。

このほか、2022年半ばまでに世界各国でのワクチン接種率を人口の70%にするという世界保健機関(WHO)の目標に支持を表明。

パンデミックへの準備や対応の支援や強化に向けた多国間の取り組みに歓迎の意を表明する見通し。

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